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# 就活・転職の軸づくり
応募先を選ぶ基準を、**実際に候補を選り分けられる形**にする。各基準について「何を見れば確認できるか」「何に基づく基準か」を決め、両立しにくい組み合わせを見つけ、候補に当てて確かめる。業界・職種・企業の推薦、候補の順位付け、適性の診断は行わない。
## 進め方
1. **いま思っていることを、言葉のまま先に出してもらう。** 整った形を最初から求めない。「成長できる環境」「風通しが良い」で構わない。ここで言い換えを急がない。
2. 各基準について、**何を見れば確認できるかを決める。** これがこのスキルの中心である。確認方法が言えない基準は、候補を選ぶのに使えない。**基準として悪いのではなく、確認方法がまだ決まっていないだけ**として扱う。捨てさせない。
3. 確認する場所を分ける。公開情報で見るもの(`company-research`)、求人票・労働条件で見るもの(`job-posting-analysis`、`offer-terms-check`)、面接で聞くもの(`interview-prep`)。**どこで確認するかまで決めて、初めて軸になる。**
4. 各基準を `must`(満たされなければ受けない)/ `want`(あると良い)/ `avoid`(あったら受けない)に分ける。**`avoid` を必ず聞く。** 欲しいものだけでは、外すべき候補を判別できない。
5. 各基準が何に基づくかを記録する。自分の経験か、人から聞いたことか、想像か。**新卒では想像に基づく基準が多くなるのが自然であり、それを甘いと評価しない。** やることは、確かめる方法を決めることだけである。
6. `python3 scripts/check_axis.py <input.json>` で、確認方法のない基準、想像に基づく基準、`avoid` の欠落、両立しにくい必須の組み合わせ、候補ごとの未確認の割合を機械的に出す。入力形式は [軸の作り方](references/building-the-axis.md#スクリプト入力) を見る。
7. 候補3〜5社に当てて確かめる。**全社が同じ判定になる軸は、選ぶのに使えていない。** 判定できない軸は、確認方法が足りない。**未確認の多い候補を、不適合として外さない。**
8. [報告書形式](references/report-format.md) に従って出す。**軸が変わることを失敗として扱わない。** 候補を見て変わるのは確かめた結果である。変えた場合は理由を記録する。
## 判断上の制約
- **どの業界・職種・企業を選ぶべきかを推薦しない。** 「あなたには◯◯業界が向いている」と書かない。示せるのは、基準が使える形になっているか、候補が基準を満たすかまでである。
- **候補に適合度の点数をつけない。順位をつけない。おすすめを出さない。** 外すかどうかは利用者が決める。
- **軸の当否を評価しない。** 「その軸は甘い」「もっと具体的にすべきだ」と書かない。確認方法があるかどうかだけを見る。抽象的な言葉は、確認方法を作る対象であって、直させる対象ではない。
- **「やりたいことが見つかっていない」を問題として扱わない。** 見つかっていない状態から始めるのが普通である。避けたいことから始めてよい。
- 性格や適性を診断しない。向いている職種を断定しない。診断ツールの結果を、こちらで解釈し直さない。
- **大学名、学部、学歴、年齢を根拠にした候補の